ロサンゼルスと言えば、やっぱりハリウッド

ということで、今日は映画の街、ハリウッドに行って来ました。

これはチャイニーズシアターです。

そして、これはジョニー・デップです。

当たり前ですが、本人ではありません。
こんなふうにコスプレして観光客と写真を撮っている人がたくさんいるのです。

とはいえ、単なるサービスではなく、りっぱな商売のようです。
僕が写真を撮って立ち去ろうとしたら、何やら「お金払え」みたいなことをわめいてました。
その態度がとても感じ悪かったので、無視して通り過ぎました。

あれだけの衣装を着て一日中立ってるのは大変だろうし、少しくらい払ってあげてもよかったかなあと思いつつ、近くの建物を歩いていたら…おっ!
上から、再びさっきの場所が見えました!


上から見ると、様子がよーく分かりました。
ほかのコスプレさんの周りにはたえず人がいるのに、デップもどきの人には誰も近づいてません!

人にやさしく、
そんな古臭い道徳は、アメリカのハリウッドでも通用する普遍的なことなのですね。


そんなことで胸をなでおろしつつ、アイスを購入。

この写真じゃ分からないかもしれないけど、
でかっ!
しかも、
こってりしすぎ!

味もサイズもアメリカ流です。

アイスが大好物の僕も1/3くらいしか食べられずゴミ箱行きとなりました。。。



…と、
こんなふうに遊んでばかりいるわけではなく、
英会話の勉強をしたり、

(↑ロサンゼルスの有名な大学UCLAにて、語学学校のクラスメイトと)

ロサンゼルス在住の出版関係の人とランチミーティングしたり、
勤しんでいるのです。

12歳の文学賞での新しい展開も見えてきたりしました。

オリンピックみたいに、各国で受賞した人が終結して小説で頂点を決める!なんて、夢みたいなことも決して不可能なことではないのかなと思ったりしてます。

世界は意外と近くて、小さくて、でも、どでかいです。

ここにいると、なんだかそんな気持ちになってきます。

英語の勉強のし過ぎで日本語を正しく使えなくなったわけではないですよ。念のため。

ロサンゼルスから

突然ですが、今、僕はアメリカのロサンゼルスにいます。

日本は梅雨まっさかりのようですが、こちらは快晴が二日間続いています。

本日はバーンズ&ノーブルという、アメリカの大型書店に行ってきました。

当然ながら会話は英語なのでバス一つ乗るのにも一苦労です。

こちらは夜なので、今日はひとまず報告まで。
明後日あたりに写真も入れつつレポートしますね。

ブックオフに行く前に

藤子不二雄A先生、西原理恵子先生


みなさんはブックオフで本を買ってますか?



限られたお小遣いの中、本を買ってくれているので、少しでも安く買いたい、という気持ちはよーく分かります。
かくいう僕も、たまにブックオフで「一冊100円」なんて本を買ったりすることがあります。


ただ、これだけは決めています。


好きな作家さんの本や、すごく読みたいと思っている本は、絶対にブックオフで買わない。

理由は単純です。ブックオフで払ったお金は一円も作家さんや出版社などに回りません。
お金を払うというのは、感謝をかたちに変えたことです。
本を読む間、そして読み終えた後、こんなにもすばらしい時間をくれた人たちに、一切感謝のしるしを渡さない、こんなおかしいことがあるはずはありません。


みなさんのお小遣いが限られている中で、本を買おうと思ってくれること自体がとてもうれしいので、すべて、とはいいません。

でも、せめて自分がすごく好きな作家さんや漫画や本は、新刊書店で買うようにしてみてください。
それは、出版社として儲けたいから言うのではありません。


あなたのためになるからです。
自分に喜びや楽しみ、感動を与えてくれた人に、ほんの僅かな額であれ、きちっとお礼をする。そういう意識を持ってるか否か、そして、持とうとするか否かは、長い目で見ると、すごく大きな差になってきます。
書くものにも、友達関係にも、関わってきます。


今度ブックオフに行く前には、ちょっと考えてみてください。
「こんなわくわくする気持ちをくれる漫画家さん、作家さんに、少しもお礼をしなくていいのかな?」


どうしてもお小遣いが足りなくて、ブックオフで買うことにしたとしても、そう考えたことは、必ず大きなものをあなたにもたらしてくれますよ。

ライ麦畑でつかまえて

大学のときに野崎孝さんの翻訳で読み、最近、村上春樹さんの翻訳で再読しました。

主人公に必要以上に共感し、それゆえに反発してしまうような感覚はなく、もう少し冷静な目で楽しめたように感じます。

山下敦史さんが「名作のツボ」というエッセイで下記のように評していました。


・・・///////////////

もし、この本を読んで10代の頃読みたかったと思ったなら、それはやっぱり今読むべくして読んだんだと思う。
読めばよかった自分がまだ頭のどこかにいるってわかったんだから。

・・・///////////////


僕は、この作品を「10代の頃読みたかった」とは全然思わないのですが、山下さんの見方はとても好きです。


今まさに「10代の頃」にいる12歳世代の人たちが、「大人になってもう一度読みたい」と思える本に出逢えることを祈ってます。

12歳・三船恭太郎くんの単行本『12歳の空』重版が出始めました。

おかげさまで売れ行き好調の三船恭太郎くんの単行本『12歳の空』、重版分が書店に並び始めました!

少しだけ帯も変わっています。

ブログで見つけた読者のコメントを載せさせてもらいました!
三船君の写真も違うバージョンです。

近所の書店で見つけたら、どっちのほうかな?とチェックしてみてくださいね。

あれから3カ月…

3月22日に開催された「12歳の文学賞・授賞式イベント」。
おかげさまで今なお「参加できて本当に幸せでした」という声をいただいています。


早いものであれから3カ月が経ちました。
長いような短いような。
この3カ月は皆さんにどんな編かをもたらしましたか?

小六だった人は、中学生となり、生活が激変してるかもしれません。


僕は、大人なので、そこまで激変はないですが、仙台授賞式があったり、三船くんの単行本「12歳の空」が出たり、三船くんトークショーをしたり、東大で中石くんと共にステージに立ったり、「12歳の文学賞」が一息ついたようなついてないような日々が続いていました。


その中で新しく見えてきたこともたくさんあります。
それはまたここでお伝えできたらと思います。


3月22日を詳しくレポートしたページと、受賞者が感想文を記したページができました。
http://netkun.com/12saibungaku/webmag/03_ceremony/index.html
http://netkun.com/12saibungaku/webmag/03_ceremony/impressions.html
3カ月前の記憶が蘇ります。


舞台裏は、バッタバッタで本当に大変だったのですが、受賞者の感想文を読むと、「苦労した甲斐あったな〜」と心から思えます。