12歳の文学賞はコロコロを目指してるのかもしれない
以前も紹介した単行本『コロコロ爆伝』
http://sugaya.otaden.jp/t41170
「コロコロコミック」は、いかにして小学生のバイブルになったか? 誕生から現在まで、約30年分をギューッと一巻に凝縮。関係者一同が、あのマンガ、このホビー、裏話、秘話、エピソードを熱く語る!!
…という本です。
他の本を読んでいたので、一時中断していたのですが、また最近読み進めています。読めば読むほどすばらしい。会社でしょっちゅう顔を合わせる人たちの意外な熱い一面、これまでお世話になってきた方々の若かりし頃のエピソードなどが続出で、こんなところで働けているなんて幸せだな〜とつくづく思っています。
「12歳の文学賞」立ち上げの時期にたくさん相談に乗ってもらった黒川さん(去年までの表彰式で賞状を渡していた人です)も、いっぱい出てきます。
改めてコロコロの凄さを痛感しています。身内を誉めてるみたいで、ちょっと変な気分ですが、僕も子どものころ熱中して読んでいたのですが、「いち読者」として見直しています。
この本の中で、元コロコロ編集部だった方が語っている一言。
当時の読者は自分が「コロコロ」関係者だと思ってたんじゃないかな(笑)。
思ってた!思ってた!
僕は子どものころ間違いなく思ってました。
今、自分が雑誌編集者となり、読者にそう思わせる雑誌というものがいかに素晴らしいか、つくづく感じます。
(『小学○年生』シリーズは思わせてないだろうなあ)
12歳の文学賞で僕がずっとやりたいと思っていること、目指していることは、まさにコロコロなのかもしれない、と分かってきました。
肝心なところですが、あんまりブログをゆっくり書いている時間もないので、また改めて記そうと思います。
一つだけ記しておきたいこと!
12歳の文学賞は、まさに読者・応募者が関係者です。
ただ「おもしろいから読んでる」「賞品目当てで応募した」ももちろん大歓迎なのですが、ほんの少しでも「12歳の文学賞をどうしたいか?」なんて関係者目線で触れてくれたら、ひじょーにうれしいです!!